そもそも日本ではドイツ語字幕とドイツ語音声のメディアが少ない。
ドイツ語の教材あるけどつまらない!
そんな悩みを一気に解決する方法を解説します。
Contents
VPNは外国語勉強で必須アイテム
そもそもVPNとは?
一般的なVPNの説明では...
「Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)」の略語で、
自分のIPアドレスを隠すことで、オンラインデータを第三者から保護するサービス。
一般的なVPNのメリット
仮想的な専用線を利用しセキュリティ強化するため、
拠点間が離れていても利用できる。
語学学習でめちゃくちゃ役立つ理由
実際に国境があるように、ネット上でも国境がある。
その結果日本にいることで、見れないドイツ語のコンテンツが多くある。
VPNを使用すると、オンライン上で例えばドイツなどの海外拠点に移動することができる。
その結果、実際は日本にいるけど、
VPNを使って普段はアクセスできない、
海外のコンテンツ視聴可能になる。
語学習でのメリット
ドイツの拠点に接続すれば、オンライン上ではドイツにいることになる。
それによってドイツの動画が観れる。
逆に旅行、留学中に日本の拠点に接続すれば、
日本国内限定のサービスを視聴できます。
(例えばヤフー知恵袋や、U-nextなどの動画サービスなどです。)
語学習におけるVPNのメリット
海外のコンテンツにアクセスできる
本来はセキュリティ強化だが、
VPNを使えば現地のコンテンツを視聴することができる。
もちろん日本からもドイツの動画などの視聴自体はできますが、
日本にいるとどうしてもドイツ語の音声と字幕があるものは限られています。
ドイツ国内もしくはEU地域限定の動画サービスもあるので、
VPNを利用してオンライン上でドイツに入れることは
音声字幕付きドイツ語の動画をたくさん視聴できるので、
やはりVPNを使う大きなメリットです。
VPNのメリット
VPNを使うということで
字幕付きでリアルなドイツ語に触れる機会を圧倒的に増やせる!
私も使っているVPN
お勧め:Nord VPN
NordVPNは、『世界最強サーバー』とも呼ばれており信頼度は高く、
まず失敗ないと思います。
たくさんのサイトを見ましたが
一番良い評価を得ています。
Nord VPNのおすすめ理由3つ
- 通信速度や回線の安定さ
- セキュリティ強度
- サポート体制
また他社VPNと似たような金額帯より、
コスパいいと言われています。
さらに、1つのNordVPNアカウントで最大6台まで同時接続が可能なので、
家族間でアカウントを共有したりすれば元は取れると思います。
VPNの利用目的が動画視聴の場合は、特に速度に注意が必要です。
画質によりますが、
動画をスムーズに視聴するためには一定の速度が必要なので、
通信速度が遅いと動画が途切れたり、ローディングに時間がかかるので、
他のVPNでも構いませんが、速度には注意して購入してくださいね。
人気のVPNの金額比較
上記ではそのプロバイダの人気プランを比較しています。
Surfshark VPNが金額的には一番安いですが、
速度が遅いという意見も多いので
No.1のNordVPNとは数百円程度ということを踏まえると、
NordVPNが無難だと思います。
プランで2年間の契約で
スタンダードプランだと14,400円。
海外のコンテンツを視聴する分にはスタンダードプランで問題ないです。
もちろん他のサービスより断然お勧めなものの、
決して安くない買い物ですよね。
しかし30日間の無料体験もできるので、一度試してみてください。
詳しくはこちら→ 『NordVPNを見てみる』
VPNを使って視聴可能なサービス
ドイツ版Netflix:A1レベル以上向け
別にVPNなくてもドイツ語で観られるし、と思うかもしれませんが、
VPNがないと
- ドイツ語音声字幕の映画って少ない
- その映画が何回も見れるほどの面白いものとは限らない
そもそも何回も見れる映画を探す方がめんどくさいし、労力。
しかし日本で見てたアニメや洋画をドイツ語でみれば、
探す無駄が省けます。
さらに好きな映画なら状況もセリフも大体覚えています。
したがって単語やフレーズにフォーカスして学べるのでおすすめです。
日本版のNetflixでは、ジブリは見られない。
アニメや洋画は日本語と英語字幕がある程度。
一方でドイツ版のNetflixではジブリはもちろん、
例えばNARUTOなどの有名なアニメは
ドイツ語の音声字幕で見ることもできます。
洋画でも同様で『プリティウーマン』なども観ることができます。
したがってVPNを使えば日本でみた好きな洋画、アニメを
ドイツに行かずしてドイツ語で観ることができる。
私の場合はジブリでしたが、
好きな洋画やアニメをドイツ語で見直すことができるのは
有効な息抜きの教材にもなります。
ドイツ版のNetflixお勧めポイント
- ジブリなど日本の有名な作品なら何度でも見られる人。
- とにかく日常会話などでドイツ語に慣れたい人。
- 洋画が好きでそれをドイツ語音声/字幕で観たい人
おすすめの映画:『耳をすませば』
実際のところどの映画がいいのだろう?
ということで私は一番にお勧めしたいのは『耳をすませば』です。
理由は日常会話が多く馴染みのある単語が多くわかりやすい。
ここでは実際にドイツ語版『耳をすませば』でドイツ語で役立つ表現を紹介します。
序盤:雫が図書カードの『天沢聖司』という名前を目にするシーン
『Den Name kenne ich doch!』
日本語では『この名前...』といいます。
確かに直訳ではDieser Nameそのままでも意味は通じますが、
ここではこの名前、やっぱり!(知ってる!)という感じで言っています。
解説
Ich kenne doch den Name.
den Name*(男性名詞4格: AKK)
dochは強調でやっぱり!という気持ちを強調
訳:私はその名前を知っている。
BGMとかでこの歌知ってる!っとなれば、
Ich kenne das Lied!とか使えそうですよね。
『知る』という動詞はドイツ語ではkennenとwissenと二種類ありますが、
この使い分けの難しいですよね。
なので、こんな例文があると、理解がしやすくなると思います。
arte:B1レベル以上向け
arteとはフランス語およびドイツ語で放送される、独仏共同出資のテレビ局。
(幅広い分野のドキュメンタリーで面白い。)
色んなシリーズがあり10分から1時間越えと内容もボリュームも様々です。
ここでは一つおススメのシリーズを紹介させていただきますね。
arteの『42 - Die Antwort auf fast alles』のシリーズ
お勧めの理由
- 繰り返してやるにしても、30分未満でボリューム・内容共に興味深い。
- 1ドキュメンタリー/1週間くらいでちょうどいい。
1時間以上のドキュメンタリーの方が面白そうなのですが
続けることを考えると長すぎて挫折してしまう。
逆に10分間のものは内容が様々で自分の好きな内容とは限らない。
もちろん好きなドキュメンタリー観るのが一番ですが、
「何見よう。。。」と考えてダラダラ探すのに労力使ってしまうなら、
教材だと思って観るといいですよ、という意味合いで紹介をします。
例えばarte 42 のシリーズにはこんなドキュメンタリーがあります。
arte 42 のシリーズの例
- 『Warum vergessen wir?』(なぜ忘れてしまうのか?)
- 『Sollten wir mehr träumen?』(私たちは夢もっと見るべきなのか?)
ということを科学的に解説しています。
タイトルだけ見ただけでも、面白そうですよね。
私たちは個人的には
『Wie stark prägt uns die Muttersprache?』(どれほど母語が私たちに影響を及ぼすか?)
というドキュメンタリーがお気に入りです。
語学力に不安でも分かりやすいイラストやアニメーションで
解説してくれる箇所があるのでお勧めです。
(字幕にもついているので安心です。)
さらにYou Tubeでプレミアム加入してなくても無料でダウンロードできるので、
通学時間はなどの隙間時間にオフラインで聞く時にもお勧めです。
ARTEのお勧めポイント
- ちょっとアカデミックなドイツ語を知りたい人向け。
- 留学前の準備としたい人。
- 面白い発見をしたい好奇心旺盛な人。
私の黒歴史:VPNは日本にいる間に!
ドイツに来て後悔したこと
日本にいるときにやっておけば良かったことの第一位は
『ドイツ語にできるだけ慣れること』です。
文法とか字幕は多少なりとも読めるのに、
リスニングはおろか、一言も話せなかった。
実はVPNを私が使い始めたのはドイツへ来てからで、
日本のコンテンツにアクセスするために必要でした。
日本でできることは日本でやれ
ドイツ語が話せないから
ドイツにいるのにずっとNetflixを見続けていました。
情けないですよね。
あれ?それって日本でも出来ることじゃん?って思いませんか?
間違えなく、その通りです。
日本で少しでもドイツ語の音声に慣れるべきでした。
そして耳慣らし、簡単な表現を覚えられるのは日本でもできた。
いや日本ですべきでした。
留学では自分の理想ほどは語学力って伸びないんです。
だからこそ、今できることをやっほしい。
A1.1レベルからスタート
筆記テストではB1レベルを取得していたのに、
文字通り一言も話せず、A1.1レベルからスタートしました。
果てしない退屈な授業が待っています。
なぜなら他のクラスメイトもドイツ語話せないため、
会話ができないからです。
分かっているのに話せないって一番しんどい。
そして話せるようになって、友達できたと実感する部分が大きかった。
そう思ったら、VPNを使って
日本にいながらリアルなドイツ語に慣れることができると思ったら安いもの。
挨拶だけでも、ちょっとした声がけを学ぶだけでもいい。
とにかく一言でも多く話せる引き出しの勉強しておけばよかった...!
と私のように後悔する前に行動してください!
できるだけドイツ語のコンテンツに慣れてほしい。
もちろんVPNなしでもドイツ語を慣らすことは可能ですが、
VPNがあった方がドイツ語のメディアの幅が広がるので、
自分の好きな映画やドキュメンタリーが見つかりやすくドイツ語の環境を作りやすいです。
私はVPNの存在すらも知りませんでした。
私のように『ドイツにきて一言も話せなかった』となる前に、
日本にいるうちにできることはしましょう。
ドイツ語に慣れましょう!
そして1つでも多くよく使いそうなフレーズを覚えて、自信をつけましょう!
私も使っているVPNはこちら→ 『NordVPNを見てみる』
まとめ
VPNを使ってドイツ語に触れられるメリットについて紹介しました。
特に日本ではドイツ語のコンテンツが限られているからこそ、
ドイツ語の勉強ではVPNが必須アイテムと紹介しました。
ドイツ語に触れる機会がどうしても日本では少ないからこそ、
海外からのアクセスしてドイツ語の字幕、ドイツ語音声のものを見て
ドイツ語力を上げていきましょう!