ARTRAVEL · フランス
モネが見た光と水を求めて
ジヴェルニー&モネ美術館の旅
ジヴェルニーの庭、そしてパリのモネ美術館。二日間で辿る印象派の世界。
🕗 訪問の最適時間:朝一
🚌 バス往復:約10€
アクセスと移動について
パリからジヴェルニーへは、まずサン=ラザール駅から電車でVernonへ。そこから庭を目指します。
| 🚆 パリ・サン=ラザール → Vernon最寄り駅(電車) | 約17.5€ |
| 🚌 Vernon → ジヴェルニー(バス往復) | 約10€ |
| 🚶 Vernon → ジヴェルニー(徒歩) | 片道約60分 |
Vernonからジヴェルニーへはバスも出ていますが、待ち時間を考えると徒歩と所要時間がほぼ変わらないことも。今回は歩いて往復しました。
道中の景色は派手ではないものの、普段から運動している方や時間に余裕がある日なら歩きもあり。Vernonの橋を渡ると教会が見えてきて、モネが実際にスケッチした場所を辿るような気分になれます。
個人的におすすめのルートは、シャトルバスでモネの庭まで行き、あとは歩いて戻る片道コースです。
ただ午後の場合、バスで駅についても1時間程度待たないといけなくなったりするので、
体力がある場合は、帰りは歩きの方がいいと思います。
バスの時間に縛られず、自分のペースで動けますし、
歩道/自転車の道があるためそこまで不快に感じることはありません。
待ち時間を最小限に
ジヴェルニー内、モネの庭のそばに位置する
モネのお墓がここに
Vernonの教会、景色を楽しみながら
モネの庭 ―正直な感想
6月の庭は、睡蓮も日本橋も、絵画で見慣れたあの景色が目の前に広がります。ここでモネが同じ光を見ていたのだという感動は、確かにありました。
正直に言うと人が多すぎて、感動よりも疲れてしまいました。
午後から行く方がいいという情報を聞いていたのですが、予約なしだと約2時間ほど待つこともあり、庭に着いたときにはすでにへとへと。さらに、庭、睡蓮の池、日本橋にはいつもカメラを構える人で溢れていて、木陰のベンチではずらりとみんなが座っていて、一息できませんでした。(私は美術史学生ということもあり、無料なので入場の際並んだのですが、)
とはいっても、やはり『モネがこの場所で、
100年前に作品を生み出した場所』というプレミアムがすべてで、
『行った』という事実が重要だなという気もします。
世界中から観光客が訪れるジヴェルニー。
朝一番での入場が断然おすすめです。
夕方はバスの便が少なく、庭のベンチで時間を潰している方も多い印象でした。
マルモッタン・モネ美術館にも足を運んで
ルーブル美術館の近くにはオランジュリー美術館があり、睡蓮の大作を見ることができます。
そして個人的にはマルモッタン・モネ美術館もぜひ訪れてほしい場所です。
美術館は1階(地上階)と2階(ヨーロッパでは1階)がありますが、
モネのコレクションは地下にあります。
ぜひお見逃しなく、エネルギーがあるうちにモネの睡蓮を鑑賞しましょう。
睡蓮だけではなく、特に有名なのは『日の出』でしょうか。
モネの前期から後半と生涯に描いた絵画を見ることができます。
そして前日に庭を見ていたことが、ここで大きく活きました。
この場所に柳があったなとか、そこからみる水面に浮かぶ睡蓮など。
6月の開園時間(10〜18時)では、モネが好んだ朝靄や夕暮れの光は残念ながら体験できません。
それでも、水面に空が映り込む様子や、
風に揺れる木漏れ日が睡蓮に落ちる瞬間は、十分に美しいものでした。
その景色を見て、絵に昇華させる。それができるのが、
やはりアーティストなのだと改めて感じた旅でした。
ジヴェルニーへ行くなら、ぜひ翌日のパリのモネ美術館もセットがお勧めです。
