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デンハーグとユトレヒト×フェルメール編
デンハーグの魅力:歴史と現代の共存【歴史編】
デンハーグという街の最大の魅力は、
歴史的な建造物と現代的な建築が見事に調和していることです。
とくにマウリッツ博物館がある周辺はとても歴史的な建物が多いです。
マウリッツハイス美術館には、フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」があります。
また、フェルメールが残した風景画の2枚のうちの1枚が所蔵されています。
もう一つの風景画はアムステルダムの国立美術館にあります。
アムステルダムを訪れる予定の方は、こちらも合わせてチェックしてみてください。
デルフト:フェルメールの故郷への巡礼

フェルメールの風景画の2枚は彼が生涯いたデルフトにあります。
デンハーグから約30分程度で行けるので、日帰り旅行に最適です。
私も実際にデルフトを訪れ、「デルフトの眺望」に描かれた場所を探索しました。
場所については下記のまとめにて地図と一緒に紹介しています。
ちなみに原田マハ氏の『常設展示室』には『デルフトの眺望』というタイトルの短編があります。
そこで「少女」に会いに来たはずが、「窓」を見つめてしまった。P.77
少女とはここでは真珠の耳飾りの少女なのですが、その正面にこの絵画はあります。
私も以前神戸市にてマウリッツ博物館展へ訪れて、その再開を楽しんだのは事実ですが、
人の多い「少女」よりも、「デルフトの眺望」をより見ていた気がします。
私もその主人公にならって、この絵はがきを買ってみました。
もしご興味があったら、原田マハ氏の『常設展示室』をご参照ください。
the little street

この作品はアムステルダム国立博物館にあります。
そしてこの場所はVlamingstraat 40–42にあり、おおよそこのあたりになります。
脇道が同じですね。個人的にはここは手前は川になっているのですが、
運転スキルと駐車スキルがすごいなと感心してしまいました。
中心地:フェルメールの生家

デルフトにはフェルメールが幼い頃に住んでいた家があります。(現在はお土産屋として営業)
また、生家もホテル兼カフェ?になっています。
そのため見学できる施設ではないですが、ちょっと中心地を街歩きするにはいいかと思います。
また教会のところにはフェルメールの義母の家があり妻と一緒に生活していたようです。
建物がなくなっている部分があるのか、2つにパネルがあります。
ちなみにお土産屋から橋を渡ったところにフェルメール博物館が中心地の近くにありますが、
個人的にはこの手のモノはレプリカの展示が多いので、私は行きませんでした。
あくまでも個人的な意見ですが、ロイヤル・デルフトへ行く方が有意義かと思います。
ここでは日本語の音声ガイドを無料で借りることができました。
デルフトの眺望が見れる場所から南下したところにあるので、
散歩しながらでもいいかと思います。
デンハーグ・デルフト巡りのまとめ

フェルメールという一人の画家を通して、デンハーグのマウリッツ博物館へ訪れて、
せっかくならデルフトで街歩きをしてみてください。可愛い街並みなので、街並みも楽しいはずです。
可能であれば17世紀オランダの黄金時代を体感できるロイヤル・デルフトへ行くこともオススメします。