A1レベル半分くらいならわかるよ。っていう方向けに
ここではドイツ語の勉強しているけど、
難しくていい勉強法はないかなと感じる方、
ドイツ語まだ初心者だけど上達したい人向けに紹介します。
Contents
絶対やってほしい【英語で勉強する】
日本語ではなく、英語で勉強することです。
私は単語帳やノートは英語でとっています。
後半では実際のノートをお見せしますので、参考までにご覧ください。
始めのうちはドイツ語での勉強をNGな理由
ドイツ語はドイツ語で勉強するべきだという意見もあると思いますが、
始めのうちは英語で勉強するのをおススメします。
なぜなら人が分からない状態で理解できるのは2~3割程度だと思います。
結局ピンと来ないか、時間のロスが多いのです。
そしてなにより語彙力がない状態でドイツ語で説明されても、
分からないことが多すぎて苦痛で続かないです。
また分からない単語が出たときに、瞬時に理解できるのは英語だと思います。
例えば「zu Hause」という単語がわからないときに
「at home」といった方がドイツ語で長々と説明されるより
早く正確に理解できると想像がつくと思います。
したがって始めのうちは英語で、
慣れてきたらドイツ語で勉強する方が無難だと思います。
そして以下では英語で勉強するポイントを紹介します。
英語との違いにフォーカスして学べる。
言語学的に50~60% 英語に似ている。
言語学でLexical Similarity (語彙の共通度)と言われていますが、
ドイツ語と英語はゲルマン語族で50~60%似ています。
また日常会話の単語のみに着目すれば、80%とも言われています。
これがどのくらい似ているのか比較的するため、
主なヨーロッパ言語と比較的してみると明らかだと思います。
フランス語は25~45%
スペイン語は20%
ということは英語を軸に40~50%の違いにフォーカスして勉強すればいい。
ゼロからのスタートラインではないので、気がラクになります。
実際に例を見てみましょう。
日本語 : 私は学校へ行きます。
英語 : I go to school.
ドイツ語: Ich gehe zum Schule.
「私は学校へ行きます。」という文の場合、
上記のように英語はドイツ語と似ていますよね。
脳も関連性の高い情報の方が覚えやすいので、記憶にも定着しやすいです。
動詞の理解に超役立つ例「Can you turn on the light?」
ドイツ語では多くの動詞が
「前置詞+基本的な動詞」=「別の動詞」になる場合がたくさん存在します。
ドイツ語ではanmachen, ausmachen, aufmachen, angeben, abholen, einsteigen などです。
イメージとしては英語のイディオムのような
take off, give up, make up など基本的な動詞+前置詞の場合です。
- an : on
- aus : off/from (外からのイメージ)
- auf : up
- ab : off
- ein : in
とおおよそのイメージが掴めるます。
下記の文を例にしてみましょう。
- Kannst du das Licht anmachen?
- Can you turn on the light? (Can you light on?)
- Kannst du das Licht ausmachen?
- Can you turn off the light? (Can you light off?)
日本語で訳を書くより早く理解できるし、
ドイツ語の作文を作るときも英語で書かれていたら簡単に作れちゃいます。
私のノートを大公開
実際に英語の学習サイトで勉強したときのノート
表ページ(右側)は単語と例文で勉強しています。
裏ページ(左側、中央)は類語の違いの比較やプラスαの表現の仕方を書いてます。
基本的に英語で訳を書き、ちょっとしたメモは日本語で書いています。
一番左側のものを拡大してみました。
(補足)英語では 良質な教材がたくさんある。
日本の本屋さんで、ドイツ語を見てみると、A1レベルのものはたくさんあるものの、
初心者~中級者向けの本が少ない。(中級~上級も然り)
動画配信も充実していない。
単純に英語×ドイツ語を話せる分母が大きい分だけ良質なものが多い。
外国人の学習者も多くは英語をしようするため、
需要が高いため良質で安価な教材が多い。
私も実際、英語の教材を中心に勉強し、その後ドイツ語の割合を増やしていきました。
おすすめの無料で学べるサイトの紹介
一方英語だとA1~B2レベルまでは網羅していて、無料で勉強できる。
おすすめの学習サイトの紹介も貼っておくので、気になる方は見てみてください。
まとめ
ドイツ語にしかない独特な文法表現も多数ありますが、
英語を軸に違うところにフォーカスして勉強するだけでいいので、効率的です。
最初は大変かもしれません。
私は英語できる方ではありませんが、字幕を参考にしたり、
英語でもわからない単語は日本語に変換したりしてます。
しかし、英語で理解する
高校1~2年レベルの英語相当あれば、勉強できると言われています。
B1~B2レベル、英検3級~英検2級ですが、
ドイツ語の必要なレベル分だけの英語レベルが必要というわけです。
英語をせっかく高校まで習ったなら、
それを生かさない手はありません。
しかも英語力も上がるので、一石二鳥です。
一緒にドイツ語頑張りましょう。