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【ドイツ留学】○○するなら夏学期?冬学期?それぞれの特徴と注意点

留学を考えるとき、夏学期と冬学期の特徴を知ることが留学の成功する上で非常に重要なポイントです。
この記事では、夏学期と冬学期それぞれのメリット・デメリットを私自身の経験も交えて比較ます。

勉強重視か、アクティブ重視か?

まず基本的な違いとして、
学業に専念できるのは冬学期、
アクティブに活動できるのは夏学期です。

どちらを優先したいかで、学期選びの方向性が見えてきます。

気候・日照時間の違い

夏学期は日が長く、明るい時間が多いため外出がしやすく、
気分も前向きになりやすいです。
現地のイベントも多く、観光や友人づくりに適した時期です。

一方で冬学期は日照時間が短く、曇りや雨の日が続きがち。
寒さもあり屋内で過ごす時間が自然と増えます。
落ち着いた環境で集中して勉強するには適していますが、
天候の影響で気分が沈みやすくなります。

休暇制度と学習効率

夏学期は5〜6月に祝日が多く、短期旅行に出かけやすい時期です。
冬学期は連休は少なめですが、年末に3週間の冬休みがあり、
この期間を使ってしっかりと復習や試験勉強ができるのが大きなメリット。
特にクリスマスの時期はどこもしまっているので誘惑が少ないです。

夏休みは約2.5ヶ月の長い夏休みがあり、自由時間をたっぷり確保できます。
春休みは1.5ヶ月ほどなので、
もし長期休暇などで野外活動をしたいならば、夏学期からの方がいいです。
冬学期からのスタートだと、夏休みの前に帰国することになります。

学習ペースと内容の消化

冬学期は期間が長いため、内容をじっくり学べます。
深く理解したい分野や負担の大きい科目の履修には向いています。

逆に、あまり興味のない分野や軽めの講義は、
短期集中型の夏学期で効率的に終わらせるのも一つの手です。

私は好きな講義を冬学期の場合14-15講義分ありじっくり学べてよかったです。
一方あまり興味がないものが例えば夏学期の木曜日だと10-12講義少ないです。

個人的には冬学期に多めに履修して冬休みにしっかり復習して、
夏学期は少なめにして課外活動を楽しむのがいいかと思います。

留学:学期のスタートによる過ごし方の違い

冬学期スタートの場合、
前半はしっかり勉強、後半(春〜夏)は観光や交友にシフトできるという流れになります。
ただし8月上旬には帰国する必要があるため、
夏の終盤を現地で過ごす時間は限られます。
それでも5・6月を活用すれば十分楽しめるでしょう。

一方、夏学期スタートなら、
最初に明るい時期に友人を作り、または旅行などしたり、
現地の文化や環境に慣れることができます。
後半の冬学期では、既に築いた人間関係の中で安心して勉強に集中できるため、
心理的にはスムーズに移行しやすいスタイルです。

冬学期の注意点:日照不足と気分の落ち込み

冬学期は、日照時間の短さや曇天が続くことによって、
想像以上に気分が落ち込むことがあります。

ロマンチックなクリスマスマーケットなど季節ならではの魅力もありますが、
知り合いがいないで、日本よりも直ぐに暗くなってしまうため、
一人で過ごす時間が長くなると孤独感を感じやすいのも事実です。

そのため、以下のような対策が効果的です。

  • 友人関係を早めに築く
  • ビタミンDなどのサプリメントを活用
  • 日中にしっかり太陽を浴びる、軽い運動をする

まとめ

夏学期は日照が長く、イベントや旅行がしやすく、
交流や活動的な生活を重視したい人に向いています。

短期集中で効率よく学びたい場合にも適しています。
半年間ならば、夏学期の方がいいと思います。

学問はある程度どこでも学べますが、
留学中にしかできない野外活動や旅行をした方がいいと思うからです。

しかし一年間の場合は冬学期があるので、冬学期は勉強するにはいい時期ですが、
メンタル的にも対策を前もってしておく必要があります。

下記のブログでは私の第二学期目(冬学期)の体験談です。
正規留学として体験談ですが、大学に慣れるヒントがあるかと思います。

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