英語圏を留学先にするのが、一般的ですが、
学ぶ環境として密かに注目されているのがドイツです。
学費が安いだけではない現地で感じたリアルなメリット5つ、紹介します。
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コスパは神!ドイツ留学のメリット5選
学費300ユーロ前後
ドイツの大学は、学期ごとに300ユーロ前後の「登録料」を払うだけでOK。
これは施設使用料や交通チケット代も含んでいて、授業料は基本無料。
アメリカやイギリス、日本の私立大に比べたら圧倒的に安く、
日本の国公立で一人暮らしするよりも安くなるケースも普通にあります。
(もちろん寮や家賃の条件にもよるけど)
私が通っている大学は少し高めで350〜400ユーロの間くらい。
学期によって多少の変動はありますが、
この金額で受けられるサポートや制度を考えると、全然満足しています。
交通費が無料
ドイツの大学では、学期ごとの登録料(Semesterticket)に
州内の公共交通機関乗り放題の権利が含まれているのが一般的です。
そして現在は、「Deutschland-Ticket」
という全国共通の公共交通サブスク制度の導入により、
セメスターチケットでこれまで“州内のみ”だった交通費特典が、
全国移動にも適用されるようになりました。(何かあれば戻るかもしれませんが)
※ICE(新幹線的な特急)やICなど一部高速列車は対象外です
つまり実質的にはドイツ国内すべて無料で行くことが可能です。
「週末の旅行に交通費がかからない」
というのは旅行に行きやすくなりますよね。
英語はできて当たり前
そしてドイツ人もみんな一般的には英語を話せます。
だから“ドイツ語ができる”ことが前提で+α英語。
外国人なら英語できるよね?感もあります。
まだ現時点で私のドイツ語/英語力はまだまだですが、
でも「それだけじゃ足りない」と思わせてくれる環境だからこそ、
ドイツ語も英語も頑張れる理由になります。
テキスト不要
ドイツの大学では、教科書を買わされることはほぼありません。
(外国語の教材くらいだが、コピーで対応可能)
授業で使う資料は、基本的にすべてPDFで配布されます。無料です。
読まないテキスト、先生の印税?大学の利害?のために30€とか払いたくないですよね。
というので、凄く助かってます。
必要ならプリントアウトしてもいいし、
大学ではコピーが無料 or 激安できます。
お金をかけずに、学べるのはありがたいですね。
本当の意味で“国際的”な環境
どの国に留学しても日本に比べれば「国際的」だとは思います。
でも、ドイツの場合は「留学生が多いから国際的」というよりも、大学そのものが多民族・多文化だと感じます。
例えば:
親が移民でドイツに来て、そのまま現地で育った移民2世
トルコ系、アラブ系、東欧系、アフリカ系などから学ぶ学生
実際、イタリア人の友達(正規留学)が
「自分の地元の大学より、ドイツの方がよっぽど国際的」と言ってました。
確かに留学生が多くて国際的というのとは違い、それが日常として存在してるのがドイツ。
『生粋のドイツ人』を探すのが難しいと思います。
まとめ:ドイツ正規留学、かなりアリ。
学費も交通費もほぼタダに近いし、教材代もかからない。
そのうえ、語学環境も国際性も日常レベルで刺激的。
「コスパよく学びたい」「多様な環境で揉まれたい」って思う人には、
ドイツの正規留学はめちゃくちゃ現実的で、価値ある選択肢だと思います。