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なぜドイツ語が話せない?
「ドイツ語話せない」言って、私はずっと悩んでいた。
「ドイツ語嫌いだし、英語より難しいし。」
でも、今思えば、私はドイツ語にきちんと向き合っていなかったのです。
そしてその言葉とは反対に
『自分はもっと話せるべきだ』というプライドがあるのです。
もしあなたも同じように言い訳をしているなら、一喝させてください。
「言語なめすぎてない?」
日本語の習得を振り返る
まず、日本語について考えてみましょう。
私たちは赤ちゃんの頃から自然に日本語を覚えているといわれていますが、
実際そうでしょうか?
幼い頃はそうかもしれませんが、
小学校、中学校、高校を考えてみてください。
私はしっかり国語を学びます。
実は日本語も勉強しているんです。
さらに言うなら学校だけでなく、
他の教科や休み時間にも日本語を使っています。
つまり、私たちは日本語を学び、使うことで、
私たちは日本語ができるのです。
あなたのドイツ語学習は?
さて、あなたはどれくらいドイツ語を勉強していますか?
15分?30分?それとも、1時間、2時間?
仮に2時間勉強していても、
実際にどれくらいドイツ語を使ってますか?
話せないというなら、どれだけ話していますか?
多くの人が、文法を日本語や英語で勉強して、
「ドイツ語を勉強した気」になっています。
文法が理解できただけで、その文法が使えると思い込んでいます。
文法はあくまでドイツ語を使うための下準備にすぎません。
結局のところ、実際にドイツ語を使っていないのです。
圧倒的に練習の量が足りていない
それでは、実際にどれくらいドイツ語と向き合っているのでしょうか?
10分足らずのリスニングやスピーキングで上達しようとしてませんか?
そのくせに『できない』と焦りを感じています。
でも、冷静に考えてみてください。
圧倒的に練習の量が足りていないのではありませんか?
確かに、子供の頃言語学習とは違い、
難しい単語や概念を覚えるのには時間がかからないため、
比較的早く習得は可能です。
それでも量が足りないのではないでしょうか。
それはサッカーなどスポーツでルールや理論を学んだだけで、
実技ができると思っていることや
少し練習しただけでプロの選手(言語ではネイティブ)並みのスキルがないといって
嘆いているのと全く同じです。
さらには自分は他の人よりも成長が遅いとか不満をいいます。
それってめちゃくちゃおかしいこと言ってませんか?
どれくらいドイツ語と向き合えばいい?
まずは今日から、少しずつでもドイツ語を
やらなければいけないことは、ただ練習するのみです。
文法の理解について復習もいいですが、
とにかく使う練習をしてみましょう。
例えば、
- 10分のリスニングをする。
- 簡単な日記をドイツ語で書いてみる。
- フレーズを覚えて、実際に独り言を言ってみる。
スピーキングでは成長は感じない
先に言っておきますが、
特にスピーキングにおいては毎日やっても『成長』は感じません。
私はDSHのテスト前の3ヶ月スピーキングをほぼ毎日録画してました。
毎日同じようなテーマを話しているはずなのに、
上手に話せるようになったとは思いませんでした。
表現言えるようになった、
以前より説明を話せるようになったとかはあるかもしれませんが、
それは誤差くらいしか感じませんでした。
そして
- 『発音下手』
- 『話すの遅い』
というのは改善されると思ったことはないです。
騙されたと思って続けろ
だからやっても無駄ではなく、とりあえず歯を食いしばって、
期間を決めてその期間だけは騙されたと思ってやってみるということです。
成果はやっと3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と比較してみた時に
やっと気がつきます。
私も半年間くらいたって見返した時、
あれ、前より話せるようになったじゃんと思います。
最後に
言語を学ぶには時間と努力が必要です。
ありきたりですが、伸び悩むのは仕方ないことです。
向きあっているからこそ、壁に感じることもあると思います。